メルカリに登録したら、最初は自宅にある不用品から売ってみるといいです。
ふつうにリサイクルショップに出すより高値がつきますし、お部屋も片付きます。
何より、自分ではまったく売れると思ってもみなかった意外な品が、高値で売れちゃったりするので、物を選ばず、まずはどんどん出品してみるといいですよ。
だんだん売り方や人気商品がわかってきますし、金額はともかく、売れるとおもしろくなってきますから。
この記事では、出品から取引完了までの一連の流れをイメージしやすいように、詳しく説明しています。
メルカリ出品のやり方
メルカリの出品で、操作自体は難しいことはありません。
説明しなくても、アプリの指示に従って入力していけばいいだけです。
大事なのは出品前の準備段階。
何を用意すればいいのか?
売れた後に何が必要になるか、事前に把握して用意しておくとスムーズです。
出品前に準備すること
- 商品とその状態
- 配送方法
- 送料チェック
- 梱包材の有無
商品の状態は、事前に確認しておきましょう。
お客さんは実際に商品を手に取れないので、状態を伝えるためにしっかりチェックしておきます。
衣類なら汚れ、シミ、ほつれなど。
おもちゃや機械類なら、破損や動作確認、箱の有無。
本やCDなら、書き込みや折れ、読み込み可能かどうかなど。
メルカリは写真を10枚まで載せられます。
破損個所や汚れ部分は、写真で掲載するといいので、どこを撮らなきゃいけないか出品前に把握しておきます。
知らずに出品してしまうと、売れたあとでトラブルになるので検品は必ずしてください。
配送方法は「未定」より決めてる方が、安心感を与えます。
匿名配送にするなら、「らくらくメルカリ便 」「ゆうゆうメルカリ便」に設定します。
売れたあとでメルカリ便で送ろうとしても、匿名配送にはならないので要注意です。
メルカリは送料込で出品した方が、圧倒的に売れやすいです。
大きいサイズですら、大型メルカリ便で送れてしまうので、みんな送料込みに慣れてしまっています。
着払いに気づかず購入してしまい、キャンセルしてください。というトラブルもあるくらいですから。
送料込み出品にすると、送料分も考えて売値を決めなくてはいけないので、いくらかかるか調べておきましょう。
梱包材の有無は、発送までにかかる日数に関わります。
通販とかを利用した時に、プチプチとか取っておくと使えるのでいいですよ。
ない時は100均で全部そろいます。
売れたあとに梱包材を準備していると、商品を送るまでに日数がかかってしまいます。
売れてから慌てないように、準備しておくと安心です。
特にメルカリだと、出品後に秒で売れる時もあります。
梱包材とハサミなどの道具は、揃えておくといいでしょう。
具体的な出品の手順
では、実際に出品してみます。
一番下の真ん中にあるカメラマーク「出品」をタップします。
本やゲーム類だと、バーコード読取で簡単に出品できます。
商品タイトル、カテゴリ、商品説明、価格までが自動で設定されます。
商品写真は必ず自分で用意させられます。
規約で手元にない商品は出品できないので、確認のために商品写真は提供してくれないのでしょうね。
商品写真は、1枚目が全体像が分かるように。
2枚目以降は、特に気になる箇所です。
本の場合は角や側面、カバーのヨレや破れ、折れ、書き込み箇所などです。
バーコード読取なので、黄色の部分は自動で入力されています。
もちろん手動で変更もできます。
次に「商品の状態」を選択します。
「商品の状態」は、人により感じ方が違うので、難しいところです。
私の場合は、
- 未開封で「新品」
- 開封後未使用で「未使用に近い」
- 使用済みのキズ・汚れ無しで「目立った傷や汚れ無し」
- ちょっとしたキズなら「やや傷や汚れあり」
- 2か所以上キズアリなら「傷や汚れあり」
- 壊れているなら「全体的に状態が悪い」
にしてます。あとは商品説明で詳しい状態を書く、写真を見てもらうといった感じです。
今回はカバーにヨレがあるので、商品説明の欄に写真2枚目を確認するように付け足ししてます。
人によって感じ方が違う部分なので、自分で思うよりも低めの評価でつけるようにしています。
ですが、状態が綺麗な方が売れやすいので、難しいところでもありますね。
「配送料の負担」は、送料込みが売れやすいです。
「配送の方法」も決めていた方がいいです。
匿名配送にしたいなら「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」のどちらかを選択します。
クロネコヤマト・セブンイレブン・ファミリーマートから発送するなら「らくらくメルカリ便」。
郵便局・ローソンから発送するなら「ゆうゆうメルカリ便」です。
繰り返しになりますが、あとから匿名配送にすることはできないので、ご注意ください。
「発送元の地域」は、購入者が商品が届くまでの日数の目安にするので、無駄に偽らないようにしましょう。
「発送までの日数」は余裕を持って設定してください。
早い方が売れやすいですが、遅れると悪い評価がつくこともありますので。
「販売価格」を決めます。
販売手数料と販売利益は自動で計算されますが、実際はここから送料も引かれますので、販売利益はもっと下がります。
この場合は「ゆうゆうメルカリ便」送料がゆうパケット175円かかりますので、実際の利益は1,022円です。
「出品する」をタップして、出品完了です。
もちろん、出品後に内容を変更することもできます。
メルカリで商品が売れた後にすること
商品が売れると、メルカリから通知とメールが来ます。
プッシュ通知の有無は、「マイページ」→「お知らせ・機能設定」で変更できます。
余計なお知らせはうるさいので、変更しておくといいですよ。
商品が売れると、ホーム画面右上の「✓」に赤丸の数字がつきます。
これは「やることリスト」です。
「売れた商品を発送してください」「取引メッセージに返信してください」といったおしらせが、タップすると表示されます。
ここから、取引画面に進み、取引メッセージを送ります。
商品が売れたら、できるだけ早く取引メッセージを送ってください。
購入者からのメッセージが無くても、です。
それが社会人として常識だし、その方が信頼されます。
メッセージの内容は
「ご購入、ありがとうございます!○日に発送予定です。よろしくお願いします。」
という感じで、購入のお礼と発送予定日。
配送方法によっては時間指定の有無も聞いておくといいです。
(※ネコポス、ゆうパケット、クリックポストや郵便などは郵便受けに届くので時間指定できません。)
日にち指定は、日数がどれくらいかかるか地域によって違うので、時間指定のみ聞いておくといいです。
なるべく再配達しなくて済むようにした方が、取引完了までスムーズですからね。
あとは梱包して、発送しましょう。
今回は本ですので、水濡れ対策にビニール袋に入れた上で、封筒に入れます。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットで送るため、厚さ3cm以内に収めます。
そのため、厚みの出るプチプチは使用しません。
ビニールで包むときには、ピッチリ空気を抜きます。
余裕があると中で動いてカバーがずれ、折れや寄れがつくことがあるので、きっちり包んでください。
封筒に入れ、ガムテープで端から端まで完全に封をします。
私の場合、もし購入者以外の誰かが勝手に開けたら分かるように、あえてガムテープを使ってます。
マステだと綺麗に開けて、また閉じるができちゃうので、念のためです。
あとは、コンビニか郵便局・ヤマト営業所から発送します。
今回はローソンから。
取引画面でコンビニ用のQRコードを表示させます。
これをロッピーで読み取って、レシートを発行します。
あとはレジに持っていくと、伝票と伝票を入れて貼り付ける袋をくれるので、自分で伝票を貼ります。
伝票は3枚が1セットになっていて、切り離してABCの順に重ねて入れます。
伝票自体にやり方が書いてあるので、慌てずに。
メルカリ便の送料は売上金から自動で引かれるので、レジでお金を払うことはありません。
発送したら、「発送通知」を送ります。
発送通知は忘れがちなので、気をつけましょう。
メルカリ便は、配送状況を取引画面から確認できます。
相手が商品を受け取り評価をつけると、「受取通知」が来ます。
相手がどう評価したのは、まだ見れません。
受取通知が来たら、出品者が購入者を評価して取引完了です。
評価は3段階で「良い」「ふつう」「悪い」から選択します。
何もトラブルなければ、「良い」をつけるのがデフォルトです。
「ふつう」「悪い」評価をつけるのであれば、その理由も書いてください。
評価はユーザー全員が閲覧できて、出品者が信用できる人物かを判断する大事な材料です。
もし不満があって悪い評価をつけたいけど、つけるのが怖いときは、評価後に相手をブロックしておくといいです。
そうすれば、相手は購入はもちろん、出品ページにコメントもできなくなります。
なお「良い」をつける場合も、一言あった方がいいです。
その方が、単純に受け取ったとき嬉しいですのでね。
「ご購入ありがとうございました」
「またご縁ありましたら、よろしくお願いします」
などなど、コミュニケーションは大事です。
取引が完了すると、プロフィール欄で評価を見ることができます。
メルカリ売上金を受け取る方法
取引完了時点では、まだお金を「売上金」としてメルカリが預かっている状態です。
「売上金」は振込申請をして、口座に振り込んでもらいます。
もしくは、メルペイで買い物に使うこともできます。
振込申請をする際、銀行口座の登録が必要です。
「メルペイ」→下へスクロールして「振込申請」で、銀行口座の指定画面に進みます。
振込手数料200円がかかります。
申請後、振り込まれるまでの日数は申請日や本人確認済みかによって変わります。
詳しくは、メルカリの申請スケジュールで確認してください。
以上がメルカリで出品から、取引完了と売上金を受け取るまでの流れになります。
まとめ
- メルカリで出品する
- 売れると通知がくるので、取引画面であいさつする
- 商品を梱包し、発送する
- 発送通知を送る
- 購入者側が受け取り、評価する
- 出品者側が受け取り、評価して取引完了
- お互いのプロフィール欄で評価が見られるようになる
- メルペイ画面から振込申請
- 銀行口座登録して振込申請する(手数料200円かかる)
- 振込スケジュールに従って、指定金額が振り込まれる
ざっと流れを書き出すと、上記のとおりです。
招待コード: MRECMN
登録時に入力で、500ポイントもらえます。
メルカリでの売上金を現金化するのには、銀行口座が必須です。
私は楽天銀行を使ってますが、割といろんなネット口座や地方銀行が使えます。
でも毎回手数料200円かかるので、メルペイのままコンビニなどのお買物に電子マネーとして使うこともできます。
以前は、振込金額が1万円以上だと手数料かからなかったのですが。
そのせいもあって、私は最近は出品はラクマに集中させてます。
ラクマだと、楽天銀行への振込は1万円以上から無料なので。
メルカリは本当に急いで売りたい時か、ラクマじゃ売れなさそうな時だけ。
メルカリでの売上金は少額なので、メルペイでコンビニで使うか、メルカリ内で消費するようになってます。
ラクマの使い方は、メルカリとほぼ一緒です。
違いはユーザー数とユーザー層、あと送料ですかね。楽天ポイントが使えることも大きい違いですね。
ラクマとメルカリの詳しい違いは、こちらの記事にまとめてあります。
出品のコツはこちらの記事にまとめてありますので、よろしければご参照ください。