私は日常的にメルカリ・ラクマを使っています。
出品だけで500回以上は売ったかと思いますが、売るためのポイントは次の7つしかないなと思いました。
- 商品写真
- 価格設定
- 出品時間帯
- 売れ筋商品
- 商品説明
- プロフィール
- 評価
上の方が重要度が高いですが、この7つに気をつけて出品すれば、だいたい売れます。
1つずつ、説明しますね。
1.キレイな商品写真の撮り方
売れるかどうかは、写真が9割と言ってもいいほど重要です。
フリマアプリで最初に表示される情報は、写真と価格のみ。
写真がキレイでないと、そもそも商品ページをタップしてもらえません。
見てもらえなきゃ、売れるわけないですからね。
メルカリなら10枚、ラクマなら4枚、写真が載せられます。
トップ写真となる1枚目は、特にキレイに撮りましょう。
ポイントは3つ
- 明るく綺麗
- 全体像がはっきりしている
- 生活感がない
明るく綺麗であることは当然ですね。
今はインスタグラムなどで皆さん綺麗な写真を撮るのが、すごく上手いです。
ライバル出品者が綺麗な写真ばかりなので、暗いピンボケ写真で出品しても華麗にスルーされるでしょう。
明るい綺麗な写真を撮る一番簡単で、効果絶大な方法は、昼間の自然光の中で撮ること。
プロカメラマン曰く、
素人がいい写真を撮るには、昼間の外で撮ることだ
それくらい、夜の蛍光灯の光と太陽の自然光には光量がケタ違いなのです。
次に大事なのが、全体像がわかること。
何が写っているのか、分かりやすい角度で、アップにし過ぎないことが大事です。
かと言って、引き過ぎで撮って商品が小さく写ってもダメですけどね。
あと、付属品がある時は、それも一緒に1枚に収めた方がいいです。
ユーザーは1枚目でタップするかどうか、瞬間的に判断します。
箱付きなのかジャンク品なのか、1個の値段なのか複数セットの値段なのか、一瞬でわかるようにした方がいいです。
そして最後に、生活感を出さないこと
部屋の散らかった机の上で撮っているのが分かるような写真は、NGです。
人はみんな、綺麗で清潔な家で保管されているものを買いたいのです。
無意識にそれを写真から読み取ります。
カタログのような、生活感をあまり感じさせない写真を意識してください。
と言っても、難しいことではありません。
洋服ならハンガーにかけて、何も貼ってない壁とか背景に撮ればいいです。
バックや小物なら、背景にちょっと綺麗でシンプルな布や紙を引くとかでいいですし。
そういうキットも売っていますし、100円ショップに行けば背景に使えそうなグッズがいろいろあります。
ベビーカーや椅子など大きいものは、部屋に広く片付けた空間を作り、台の上などに乗ってやや高いところから撮ると、全体像もはっきりするし、背景は何もない床になります。
とにかく周りを片付けて撮ることが、大事です。
2.売れる価格設定のやり方
どうせなら1円でも高く売りたいですよね。
価格設定は、相場リサーチが全てです。
相場リサーチの方法は、とってもかんたん。
同じフリマアプリ内で、同じ商品を「売り切れ」で検索するだけです。
たくさん出品されている商品と、出品の少ない商品で変わってきますが、売れている金額に準じた価格をつければOKです。
ここでちょっとしたテクニックを1つ、紹介しておきます。
相場より高い価格を付けて、売る方法があります。
それは、急いで欲しい人に売ることです。
例えば、結婚式やフォーマルの場に持っていくバッグが欲しい時。
使う日が決まっていて、その日が近いほど早く送って欲しいですよね。
そういう方は、発送日の目安を重視します。
フリマアプリはスキマ時間を利用して使うものですので、出品者の方々は発送までの日数を余裕を持って設定していることが多いでしょう。
私だって、そうしてます。
でも1つか2つくらいなら、急な発送に対応できるのでは?
そういう商品なら、「午前中に入金確認できれば、即日発送可能です」の一言を商品説明やトップ写真に添えておけば、相場より高い価格でも売れることがあります。
さらに詳しい価格設定の方法は、別記事で紹介しています。
3.一番売れる出品時間帯は?
フリマアプリで売れる時間帯は、3つあります。
- 9時〜14時:主婦の手が空く時間
- 12時〜13時:学生・サラリーマンの昼休み
- 18時〜24時:帰宅後の時間
中でも、最も売れると言われているのが、21時〜24時の時間帯。
夕食を終え、寝る前のリラックスタイムです。
実際に出品していても、夜の方が売れやすいというか、閲覧者が多いなと感じます。
メルカリもラクマも出品すると、閲覧数を見ることができますので。
曜日で言えば、金・土・日や大型連休が売れやすいです。
単純に休みの方が、スマホを触る時間が増えるからだと思います。
とは言え、私が使っている実感としては、曜日はあまり関係ない気がしますが。
出品した商品のターゲット層によっても、売れやすい時間帯は変わります。
出品しても数日売れなかったって時は、出品時間や曜日を変えて見るのがおすすめです。
価格や写真を変えるより、効果があることが多いので。
ただし1日に何度も再出品を繰り返すと、不審行動とみなされペナルティを受けることがあるので、ほどほどにした方がいいです。
あと、1日、10日、25日、30日、31日あたりも、売れる確率がアップします。
給料日の方もいると思いますが、キャンペーンのポイントが付与される日でもあるからです。
フリマアプリ内ではときどき、出品すれば10ポイントプレゼントみたいなキャンペーンがあります。
そのポイントは、だいたい月末か月初日、10日か25日のいずれかですので。
キャンペーンで付与されたポイントは使用期限があるので、早めに使っちゃおうと思って売れやすくなるってことですね。
4.売れやすい商品ジャンル
売れ筋といっても、メルカリだとだいたい何でも売れます。
ラクマだと、女性向け商品の方が圧倒的に売れやすいですが。
洋服やベビーグッズとかですね。
売れ筋ジャンルはキリがないので、思いつく限り羅列しておきます。
- ブランド品の服・靴・バッグなど
- コスメ・香水・ダイエットサプリなど
- パソコン・スマホ・関連グッズ
- apple製品
- ベビー服やチャイルドシートなど子供関連品
- 絵本、おもちゃ類
- 美容家電(脱毛器、美顔器など)
- 料理家電(ミキサー、ブレンダーなど)
- カメラ、ビデオ、スピーカー、アンプなど
- ゲーム類
- コンビニくじの景品、UFO キャッチャーの景品
- ライブやイベント限定グッズ
- ブランド食器
- ブランド調理器具
- クーポン、株主優待券など
- アンティーク、ヴィンテージ品
- ハンドメイドやクラフトパーツ
他に、季節ごとに売れやすい商品があります。
- 1月:福袋の中身バラ売り
- 2月:春物の洋服、ホワイトデー用プレゼント
- 3月:新生活一人暮らし用の家具家電・生活用品、スーツ、フォーマル用品
- 4月:アウトドアグッズ、母の日用ギフト
- 5月:雨具、夏用スーツ、フォーマル用品
- 6月:夏用の服・家電・アウトドア品
- 7月:水着・海用品・浴衣・サングラス
- 8月:水着・海用品・浴衣・サングラス
- 9月:秋物、運動会用カメラやビデオ
- 10月:ハロウィングッズ、七五三グッズ
- 11月:冬物、スキー用品、クリスマス用品
- 12月:コートなどアウター、手帳、カレンダー
あとメルカリ公式が、取引ブランドランキングを公開しています。(※2019年7月時点)
ユニクロ、ナイキ、アディダス、アップルが人気なんですね。
5.商品説明で売りたいなら、書くべきこと
商品説明の役割は3つあります。
- 検索ワード
- 商品情報
- 出品者情報
検索ワードというのは、購入者は欲しい商品を探す時、検索をかけますよね。
買う商品名がわかっていれば、「iPhone 11 Pro Max」など具体的な名前で検索します。
わかってなければ、例えば「フォーマルバッグ 黒」などの、キーワードで検索をかけます。
この、キーワードの方に引っかかるように、キーワードを商品説明に入れることが大事です。
探してもらえるチャンスが増えますから。
ただし関係のないキーワード、例えばノーブランドの財布にブランド名を羅列して書くような、検索の邪魔になるやり方はNGです。
他のユーザーから迷惑行為と通報されると、ペナルティを受ける可能性もありますので。
商品情報ってのは、色やサイズ、素材、型番、破損具合などです。
購入時期を気にする方もいますね。
商品ごとに必要な情報を書いておきましょう。
出品者情報は、プロフィールを呼んでくださいっていう方もいます。
が、秒で売れてしまうこともあるのに、いちいち出品者のプロフィール確認しにいけってのは、不親切です。
特にメルカリは購入申請とかない、完全に早い者勝ちの世界ですから。
必要最低限の情報は、商品説明欄にも載せておきましょう。
1回作ってしまえば、あとはコピペで貼るだけですから。
商品説明で、特に載せておきたい出品者情報が4つあります。
- 喫煙者がいるか?
- ペットがいるか?
- 値下げ交渉に応じるか?
- 即購入可能か?
商品説明の一番最後に載せておくといいですよ。
読んでほしい情報ほど、最初か最後に載せておきます。
6.プロフィールの重要性
プロフィールは、出品初期の評価がほとんどない時ほど、重要です。
評価がないと、信用していいかどうか判断できませんから。
ちゃんとしたお店と違って、フリマアプリは見知らぬ個人から買うわけですから。
変な人物から買って、トラブルになるのは嫌ですからね。
特にメルカリは民度が低いと思われているので、良い評価を増やすまでは信頼されるプロフィールが必要です。
プロフィールに書くことは、その人によって違うでしょうから、やってはいけないことだけ説明しておきます。
- 自分勝手なマイルールを書かない
- 子供の写真をプロフィール写真に設定しない
自分勝手なマイルールってのは、例えば「買う気のない「いいね」禁止」です。意味がわかりませんから。
「返品は一切受け付けません」というのも、ダメです。一方的すぎます。
「こちらの不手際による返品以外は受け付けませんので、ご了承ください」とかにした方がいいと思います。
子供の写真を不用意にネットにさらすような真似は、単純に危険ですのでやめたほうがいいです。
またネットリテラシーが低いとか、トラブルがあった時にアカウントをさらされそうと無意識に感じ取らせるので、やめた方がいいでしょう。
あとは自分と近い立場で、好感を持てる方のプロフィールを真似して書くといいです。
メルカリ内にお手本はたくさんいますから。
サラリーマンならサラリーマンの方を、主婦なら主婦の方を、主夫なら主夫は少ないので主婦の方のをアレンジしたらいいかと思います。
プロフィールからでもずい分と人間性を感じとれるので、大事ですよ。
7.良い評価を集め、悪い評価を避ける方法
フリマアプリは、評価経済社会の一つです。
良い評価があれば売るにも買うにも問題なく、悪い評価がついてしまうと、特に出品で不利になります。
良い評価をつけるには、挨拶する。
コメントには返信する。
梱包は綺麗に。
商品状態は真実を書く。
タメ口ではなく、敬語で。
など、誠実に普通に対応していればいいです。
悪い評価を避けるためには、商品発送後に一言送ります。
「何かあれば評価前に、ご連絡をお願いします」
あと悪い評価を避けるために、変なコメントをしてきた人、取引中に不審な感じを受けた人は、黙ってブロックしておきましょう。
コメントは削除するか、商品自体を再出品すれば大丈夫です。
コメント無視はこっちのイメージが悪くなるので、やめた方がいいです。
言い返すのも、よほど言葉を選ばないと難しいので、黙ってブロック&再出品が無難かと思います。
まとめ
- 商品写真はキレイに生活感なくし、タップしたくなるものを
- 価格設定は相場を調べて準ずること
- 出品時間帯は購入ターゲットに合わすか、夜9時以降がホットタイム
- 売れ筋はユニクロ・ナイキ・アディダス・アップル(メルカリ公式見解)
- 商品説明は検索ワードを入れる
- プロフィールは信頼されるものを
- 悪い評価をつけそうな人は黙ってブロック
かなり長くなりましたが、まとめるとこういうことです。
フリマアプリは変な人もいますけど、大半はいい人ばっかりです。
こっちが誠実に対応していれば、そんなに心配することはありません。
売れないなと思った時は、まず再出品とその際にもう一度価格相場を調べて見直してみるといいですよ。
いろいろ売っていくうちに、自分の売れるパターンができてきます。
ちゃんと売って、お客さんからありがとうの声をもらうと本当に嬉しいので、頑張ってください。