【ラクマ】キャンセルのやり方と返金方法/悪い評価はつきません

人はミスをするものです。

私も一度だけ手元にない商品をうっかり出品しっぱなしにしてしまい、それが売れてしまったことがあります。

購入者の方には大変ご迷惑をおかけしましたが、キャンセルさせていただきました。

この記事ではラクマで取引キャンセルする方法と、その場合の評価と返金方法について説明しています。

目次

ラクマで取引キャンセルする方法

ラクマで取引キャンセルをする方法は、どのタイミングでキャンセルするかによって変わります。

キャンセルで想定されるパターンは、次の5通り。

  1. 購入申請あり、承認前
  2. 支払い前
  3. 支払い後、発送前
  4. 発送後、受け取り評価前
  5. 受け取り評価後

さらにここから、購入者・出品者のどちら側がキャンセルしたいのかでも分かれます。

 

1.購入申請ありの承認前

購入者がキャンセルしたい場合は、出品者に申請を承認しないようにコメント欄で依頼してください。

出品者がキャンセルしたい場合は、購入申請を承認しなければいいだけです。

購入申請が承認されなければ、購入申請をされた日の翌々日8時30分~10時00分頃に自動的に取引がキャンセルされます。

例えば、10月10日夜に申請したならば、10月12日の午前中に自動的に取引キャンセルとなります。

 

2.支払い前

商品代金が支払い前の場合、期限が過ぎれば自動的に取引がキャンセルされます。

商品代金の支払い期限は、商品を購入した日から、翌々日23時59分までです。

例えば、10月10日に商品を購入、または申請承認された場合、10月12日中に支払わなければ取引キャンセルとなります。

購入者がキャンセルしたい場合は、支払わなければいいです。

出品者がキャンセルしたい場合は、取引画面のメッセージから、支払いをしないように依頼してください。

 

3.支払い後、発送前

原則的に、購入後のキャンセルはできないことになっています。

どうしてもキャンセルしたい場合、取引画面のメッセージを使って、お互いに話し合ってキャンセルに合意する必要があります。

合意後、アプリ内の「マイページ」→「 その他」→ 「お問い合わせ」から運営に連絡してキャンセルしてもらいます。

運営への連絡作業はキャンセルしたい側が行うのが一般的です。

ただし、購入者側は発送の目安から3日以上過ぎても商品が発送されない場合、取引ページにキャンセル希望のボタンが表れますので、そちらからキャンセルできます。

 

4.発送後、受け取り評価前

原則的に、購入後のキャンセルはできないことになっています。

商品不備によるキャンセルでも、取引画面のメッセージから出品者に伝えキャンセルに合意してもらうことが必要です。

その際、商品の返送とどっちが返送料を負担するのかも決めなくてはいけません。

客観的に返送が完了していると判断できる場合、運営に連絡するとキャンセル処理をしてくれます。

また返送などが完了してなくても、メッセージのやり取りからキャンセルが妥当と運営が判断すればキャンセルできるようになります。

発送後のキャンセルの場合は、とにかくまず双方が取引画面のメッセージでやり取りを行い、あとは運営に連絡して処理の判断を仰ぐしかありません。

商品不備の場合は、購入者側は納得するまで受け取り通知ボタンを押してはいけません。

受け取り評価後は、運営も介入できなくなります。

 

5.受け取り評価後

取引がほぼ完了の状態であり、運営側が介入してキャンセルすることは難しいです。

出品者側が評価をつけ終わると取引完了となり、代金が出品者側に支払われます。

 

キャンセルしたい場合、購入者都合は受け取り評価前でないと、ほぼ不可能。

出品者都合は発送前でないと、非常に難しいです。

一度購入された商品は、原則キャンセルできないがラクマの規約ですので。

トラブルがあった場合は取引をそれ以上進めず、話合いをするようにしてください。

話が通じない相手であった場合、運営に連絡するように。

ただし運営に期待してはダメです。彼らシステムを提供しているだけで、基本的に本人同士で解決してくださいというスタンスですので。

あと、話合いは必ずアプリ内のメッセージかコメント欄で行うようにしてください。

直接電話やメール、ラインなどでやり取りをすると、運営側が閲覧できない情報ができてしまい、介入が困難になります。

 

キャンセルすると返金、評価はどうなるのか?

取引キャンセルとなった場合、基本的にはお互い評価はつけずに終わります。

ただし購入者が支払いをせず、期限切れのキャンセルの場合、出品者側だけが購入者に評価をつけることができます。

 

取引キャンセル処理されると、購入者が支払った代金は、運営から返金されます。

ラクマポイント払いの場合は、ポイントで返還されます。

ただし、ポイントの有効期限が切れていた場合は、返還されません

他の支払い方法については、それぞれ返金方法が異なります。

 

クレジットカード払い

取引キャンセルが成立したら、決済の取り消し処理がされます。

タイミングによっては、一度カード会社から引き落としがあり、後日返還されます。

 

コンビニ/ATM払い

銀行振込で返金されます。

 

楽天キャッシュ払い

取引キャンセル成立後、楽天キャッシュに即時返金されます。

 

楽天ペイ払い

取引キャンセル成立後に、決済の取り消し処理がされます。

楽天ポイントを使用した分は、ポイントで返還されます。

期限切れポイントは、返還されません。

クレジットカード引き落とし分は、タイミングによって一度引き落とされ、後日カード会社から返金されることがあります。

 

LINE Pay払い

取引キャンセル成立後に、決済の取り消し処理がされます。

だいたい2〜3日で返金されるようですが、問題があればラクマではなく、LINE Payに問い合わせなくてはいけません。

ラクマ側に問い合わせても、LINE Payへ問い合わせるように促がされます。

 

FamiPay払い

取引キャンセル成立後に、決済の取り消し処理がされます。

だいたい2〜3日で返金されるようですが、問題があればラクマではなく、FamiPayに問い合わせなくてはいけません。

ラクマ側に問い合わせても、FamiPayへ問い合わせるように促がされます。

 

携帯キャリア決済

取引キャンセルが成立したら、決済の取り消し処理がされます。

タイミングによっては決済処理を行えず、その場合は、別途返金方法の案内通知があります。

 

Paidy払い

取引キャンセル成立後、決済取り消しの処理がされます。

タイミングによっては、Paidyからそのまま請求がくるかもしれません。

その場合は、ラクマではなくPaidyに問い合わせます。

 

実際にキャンセルした実体験

といっても、旧ラクマでのことなので、あまり参考にはならないかと。

まあ自分への戒めとして、リライト前の記事の一部を残しておきます。

 

私がキャンセルしてしまった詳細を告白します。  

私は書籍を出品していました。

その本は有名ではないものの、他に出品者もおらず、出品してからしばらく売れずに放置されていました。

「いいね」もコメントも、1つもついていない状態でした。

そのまま、1か月以上が経ちました。

ある日、家族がブックオフに行くと言うので、売れそうにない本はまとめて持って行ってもらうことにしました。  

「いいね」やコメントがついているもの、ベストセラーと漫画だけ残して。

忘れずにラクマから商品を削除しようと、すぐにアプリを開き、一つずつ順番に消していきました。

20冊くらい消したと思います。

1つ1つ、手作業で消す作業は面倒で、しかも、消さないのもあり、ややこしくて・・・。

ブックオフに売ったのに、1冊だけ消し残しがあったのです。  

そこから、さらに1か月くらいして、例の本が売れてしまいました。

「取引ナビ」に通知がきて、はじめて事実に気づいたんですね。

仕方ないので、購入者さんに事情を説明して、キャンセルさせてもらうことにしました。  

やりとりを、そのまま載せます。

「大変申し訳ございません。 私のミスで、すでに他で売却していたのを消し忘れてました。 勝手なのは重々承知ですが、お取引のキャンセルをお願いできないでしょうか?」  

購入者さん「かしこまりました。大丈夫ですよ。」  

「ありがとうございます。 この度はご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。」  

いや~、相手が優しい人で本当にホッとしました。

事態に気づいた時は、本当に不安でした。

慌てて、アマゾンで同じ中古本を買おうとチェックしたくらいです。

このことがあってから、もし自分もキャンセル申し出されても、快く了承しようと心に決めています。

誰でも、ミスはするのですから。

 

まとめ

  • ラクマは原則的に購入後のキャンセルはできない
  • 購入申請承認前は、承認しなければ自動でキャンセルされる
  • 支払い前の場合、支払い期限が切れれば自動でキャンセルされる
  • 支払い期限切れのキャンセルは、出品者のみ評価をつけられる
  • 支払い後一定期間発送されない場合、購入者側の取引ページにキャンセルボタンがあらわれる
  • 支払い後のキャンセルは、双方話し合って決める
  •  

キャンセルなんて、ない方がいいんですけどね。

トラブルになった際は慌てず、冷静に対応しましょう。

また、報復措置が怖い時は速やかにブロックしておくことをおすすめします。

たまに変な人いるので、マナーも大事ですが、自分の身を守ることも大事ですよ。

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