フリマアプリで出品する時、どうやって値段をつけますか?
安くして、さっさと売ってしまいたいのか?
できるだけ高く売りたいのか?
目的によっても違うと思いますけど。
相場よりちょっと安く出すと、早く売れることが多いですよね。
その商品の人気と相場を見て、早く売るのか、なるべく高く売るのか、使い分けられるといいかなと思います。
メルカリとラクマだと、相場も売れ方も、ちょっと違いますし。
私が出品して気づいたコツを書いてみました。
メルカリで売れる価格を調べるコツ
メルカリはバーコード読み取り出品だと、自動で推奨価格が提示されます。
おそらくメルカリの過去取引データから、売れた価格の中央値が出ているんだと思います。
価格づけを考えるのが面倒なら、その価格に従ってもいいのですが。
どうせなら売れる範囲で一番高く売って、利益を大きくしたいですよね。
私の場合、出品価格は
- 商品の人気度
- 相場価格
- ライバル出品の数
この3つをチェックして決めています。
1.商品の人気度
商品の人気度は言うまでもなく、売れ筋かどうか。
まあ、なんとなく人気あるかないかなんて、所有物であれば雰囲気で分かっていると思いますが。
人気がとても高ければ、過去出品の最高額か少し上でも売れます。
同じ商品が過去にどう売れているかを観察すれば、人気があるかわかりますよね。
たくさん出品されていて、すべて売り切れになっていれば、人気が高い商品です。
たくさん出品されている=買った人が多い=売れている
買ったけど、手放す人が多いってことですね。
このパターンは、ベストセラー本とかゲーム、ガジェット類、電化製品に多いです。
読み終わった、新作に買い替えた、など。
ちょっとだけ使った化粧品類にも、よく見られますね。
あと子供服とか、ユニクロなどの洋服類。
買ったけど着なかった、子供が大きくなってしまったなど。
チャイルドシートなど、特定の時期しか使わない物にも、こういうパターンが当てはまります。
出品が少なく、すべて売り切れなら人気は高いか、普通。
買った人がお気に入りすぎて手放さないから、出品されるとすぐ売れてしまう場合と、そこまでじゃないけど普通に人気商品のどちらかです。
ロングセラー商品に多いパターンですね。
これくらい人気のある売れ筋は、過去の出品と比較して相場を合わせればすぐ売れます。
同じ商品の出品が1個もない場合は、amazonなど他サイトで評価やランキングをチェックし、人気があるかないか判断します。
評価やランキング上位なら人気、それ以外は不人気ですね。
2.相場価格
メルカリに出品するなら、メルカリでの相場価格を基準にします。
なぜなら、購入者もメルカリの相場を見て買うからです。
メルカリで買う人は、メルカリで出品されている中から選びます。
購入者が比べるのは、定価と他の人の出品価格です。
ですので出品者も購入者と同じ画面をみて、自分の商品が高いか安いか考えましょう。
購入者の中には他のフリマアプリやヤフオク・Amazonマーケットプレイスも見てじっくり選ぶ人もいるでしょうが、全体からすれば少数です。
なぜなら、めんどうだから。
たくさんのサイトを調べて、比較して、って本当にめんどうです。
それよりも直感的に、欲しいと思ったものをメルカリ内で比べて買うことの方が多いはずです。
(だからこそ、ネット転売が成り立ちます。)
ましてやメルカリ以外と比べても、ラクマやamazonでは価格に大差がないですからね。
(メルカリより安く買えるサイトは、商品によってはありますけど)
なので相場チェックは、メルカリに出品するならメルカリで調べれば十分です。
同じ商品を検索して、売り切れになっている価格をチェックするだけで相場は分かります。
3.ライバル出品の数
相場を調べた時いっしょに、ライバル出品がどれくらいあるかもチェックします。
まだ売れていないライバルが多いなら、ライバルの出品価格に合わせるか、安めにすれば、売れる確率は上がりますよね。
もしすごく安いのに売れてない出品があれば、見てみてください。
だいたい着払いか、評価に悪いがあるか、出品してから期間が長いか、コメント欄に削除が多いか、どれかです。
こういう出品は敬遠されます。
出品価格の決め方
あとは、人気度・相場・ライバル数を考えて価格を決めます。
人気が高くてライバルが少ないなら、相場内の高値でも売れます。
人気が高くてライバルも多いなら、相場内の中央値なら売れやすいでしょう。
人気がないしライバルも多いなら、相場は下がっていく可能性が高いです。
低めに価格設定して、さっさと売った方が得策かもしれません。
例えば、こちらはチャイルドシート「ネルーム nc-570」で検索した結果です。↓
こっちは「売り切れ」だけに絞って検索したもの。↓
出品も売り切れも多いので、人気商品とみて間違いないです。
この中なら6日前に売れた、24,500円送料込みが最高値ですね。
直近で売れた価格が、17,500円。
最安値が、16,320円。
これらが、相場価格です。
ライバル出品者も多いですね。
安くても売れていない・高くても売れている、両方の商品があるのは、チャイルドシートが子供の安全に関わるものだからと、この商品自体がリコール対象品だからです。
子供の安全に関わるものは、価格だけで購入を決めるのがすごく難しいです。
キレイで衛生的か、タバコの匂いやペットなど細かい毛がないか、破損や汚れも厳しくチェックされます。
リコール対象であったことも買う側は知ってますから、対応済みかもチェックしなくてはいけません。
出品者がどんな人かも、こういう子供に関するものは重要視されます。
メルカリ便に収まらないサイズで、匿名配送が使えないから、なおさらですね。
自分の評価と商品の状態、人柄や誠実さと比べて、引けを取らないなら25,000円で交渉待ちか、23,000円で様子見がいいと思います。
あとは写真と説明文、プロフィールと評価で信頼してもらうだけです。
余談ですが、チャイルドシートのように大きくて、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便対象外となると、大型メルカリ便を考えるかもしれません。
大型メルカリ便は対象外地域が多いので、本当に運び出しが大変な家具など以外はおすすめしません。(2019年6月時点での情報です。)
対象外地域は配送方法を大型メルカリ便をにしていると、自動で購入者側に表示されます。
このように対象外地域ですと表示されると、買うのを諦めてしまう購入者が出てきちゃいますので。
それよりチャイルドシートなら、ヤマト便というちょっと大きめサイズが遅れる宅急便がありますので、そちらをおすすめします。
送料も地域によって違うし、メルカリ便より高いので注意が必要ですけど。
メルカリ購入者は地方こそ多いので、見込み客を減らさないように気をつけたいですね。
ラクマで売れる価格を調べるコツ
ラクマの場合ユーザー数が少ないので、メルカリの相場も参考にします。
メルカリ登録してなくても、アプリだけはダウンロードしておくと相場価格など調べられますので。
ラクマでも、商品の人気度・相場・ライバル出品の数と基準は同じです。
調べ方も、メルカリの時と同じですね。
1.商品の人気度
人気度チェックは、メルカリに準じた方がいいです。
メルカリで人気の商品が、ラクマだと出品すらされていないことがありますから。
特に購入層が男女両方である、電化製品や本や漫画、CD、スマホやガジェット関係など。
購入層が男性のみの商品は、メルカリでは人気でもラクマだとほぼ売れないこともあるので、難しいところですが。
- メルカリ・ラクマで人気は、人気あり。
- メルカリだけで人気で女性も買うは、人気あり。
- メルカリだけで人気で男性だけ買うは、人気なし。
ざっくりですが、こんな感じの判断でも大丈夫だと思います。
2.相場とライバル数
相場はライバル不在なら、ラクマ内での相場価格に合わせていいと思います。
ラクマしか使ってないユーザーもいますし、楽天ポイントを使いたいので多少高くてもラクマ を選ぶユーザーがいるはずですから。
私はメルカリでもラクマでも買いますが、なぜかラクマの方がメルカリより相場が高くなることが、割と多くあります。
と言っても10円~数100円程度の差ですが。
手数料考えれば、メルカリ価格>ラクマ価格になるのが自然な気がするんですけどね。
ライバル出品が多いなら、ラクマ相場価格よりメルカリに寄せた方が、売れやすいってことですね。
ラクマはメルカリに比べて
- ユーザー数が少ない
- 男女比が女性に偏っている
- 年齢層が20代以上が多い
という特徴があります。
出品する時は、その辺を意識するといいですよ。
私はメルカリとラクマ を併用して出品を分けてますが、出品数が多くないなら売上げを分散させるより、どちらかに集中させた方がいいと思います。
数が少なく女性向けが多いなら、ラクマに集中するのがいいと思います。
ユーザー数が少なくても、ちゃんとやれば売れますし、楽天経済圏利用者ならお得も多いです。
数をさばいて毎月コンスタントに稼ぎたいなら、メルカリの方がやりやすいと思いますが。
作業量も多くて、けっこう大変ですよ。
まとめ
- 売れる価格は、人気度・相場・ライバルの数で考える
- 人気が高くライバルが少ないなら、高値でもOK
- 人気が高くライバルも多いなら、相場内の中央値
- 人気が低くライバルが多いなら、相場は下がるかも
- 人気が低くライバルが少ないなら、相場内の中央値で様子見
- メルカリは、メルカリ内だけ見ればOK
- ラクマは、メルカリとラクマ両方調べる
忘れてはならないのが、送料を計算に入れること。
基本的には送料込みで出品するのですが、送料を先に計算しておいて、価格が送料以下にならないように気をつけましょう。
送料や梱包代と手間暇を考えて利益が低すぎるとなったら、いっそ知り合いとかの欲しい人にあげちゃった方がいいかもしれません。
評価が20以下なら、評価数を稼ぐことと割り切ってもいいですよね。評価大事です。