メルカリは購入後のキャンセルは、原則禁止されています。
キャンセル申請フォームからキャンセルすることはできますが、まずは双方話し合いの上、合意を得たほうがいいです。
キャンセル理由によっては、ペナルティがあるかもしれません。
繰り返したり、悪質と判断されたりすると、アカウントを凍結される恐れがあります。
この記事では、メルカリでキャンセルする方法について、実体験も踏まえて、まとめています。
メルカリキャンセルの評価とペナルティ
繰り返しますが、メルカリは取引開始後のキャンセルは、原則禁止です。
しかし、何らかのトラブルにより、キャンセルが発生することもあります。
メルカリで取引がキャンセルされると、お互い評価はつきません。
出品者も購入者も、どちらかに明らかに非があるとしても、ユーザーが評価をつけることはできないようになっています。
ユーザーが裁くのではなく、運営のみが裁く権利を持つのが正常でしょうからね。
取引キャンセルは原則できない以上、起きれば、それはトラブルです。
メルカリ運営側がトラブル内容を判断し、ペナルティを与えることもありますが、我々利用者からは、相手にペナルティがあったかどうかわかりません。
メルカリ取引キャンセル体験談
私は過去に2回、取引キャンセルをしました。
1回目は私が出品者で、商品がないためのキャンセル。
明らかに、私が悪いです。
このときは相手に事情を説明し、キャンセルに合意してもらった上で、運営に私がキャンセルを申し出て、キャンセルできました。
評価は変わらず、メルカリ運営側からメールで警告を受けました。
そのまま、一部をコピペしておきます。
該当の取引は、双方の合意を確認のうえキャンセルいたしました。
※支払い済みの場合、商品代金は支払い方法に応じて、購入者に戻ります。
なお、下記行為は取引相手に迷惑となる行為です。
・販売できない商品の出品 今後同様の行為を確認した場合、警告や利用制限の対象となりますので、ご注意ください。
2015年のことなので、初犯でしたし警告で済みましたが、今は違うかもしれません。
悪質と判断されれば、初犯でもアカウント凍結の可能性があります。
2回目の取引キャンセル体験は、購入者が支払いをしなかったもので、取引画面にキャンセルボタンが表示されました。
キャンセルしたところ、評価をつけることはできませんでしたが、「この購入者を通報しますか?」と表示されましたね。
出品していた商品ページは「売り切れ」ではなく、「出品停止中」になっていました。
これも、2016年くらいのことなので、今は問答無料で購入者側に何らかの警告・ペナルティが課せられるのではないかと思います。
ちなみに、お互いに評価をつけ、取引が完了してしまっている場合、キャンセルは不可能です。
メルカリで購入した際は必ず、商品受け取り後、中身を確認してから評価をつけるようにしてください。
メルカリ出品者がキャンセルしたい場合
メルカリでは取引開始直後、発送前までは、取引画面にキャンセルボタンがあるのは出品者側のみです。
そのため、出品者がキャンセル申請をするのはかんたんです。
しかし、出品者の勝手な理由でキャンセルすれば、出品者側にペナルティがあるでしょう。
取引キャンセルをしたい場合、まずは相手に事情を話して合意を得ることが必要です。
相手が話し合いに応じない場合に、出品者がキャンセルをしたいなら、取引画面の申請ボタンからキャンセルできます。
発送前にキャンセル
取引画面の下のほうに、キャンセル申請フォームがあります。
タップして、キャンセル理由を入力してください。
キャンセル理由の詳細は、必須です。購入者側にそのまま通知されます。
購入者が「同意する」を選択すれば、キャンセル成立します。
「同意しない」を選択した場合、取引画面でメッセージのやり取りができなくなります。
運営が状況を判断し、結果を通知するので、待つしかないです。
発送後にキャンセル
商品を発送したあとに出品者がキャンセルしたい場合、まず購入者から商品を返送してもらわなくてはいけません。
返品するのに、メルカリ便および匿名配送は使えません。
取引画面からメッセージをやり取りし、返送方法や送料負担について、お互いで話し合います。
送料は、通常、非がある側が負担します。
返品不要であれば、その旨を伝え同意を得た上で、取引キャンセルをしましょう。
キャンセル申請の仕方は、発送前と同じくキャンセル申請フォームからすればいいです。
メルカリ購入者がキャンセルしたい場合
メルカリでは、購入者側の取引画面にキャンセル申請フォームが表れるのは、商品発送後からです。
発送前に購入者がキャンセルをしたい場合、出品者側に事情を伝え、キャンセルしてもらう必要があります。
出品者側がキャンセル申請をしたからといって、出品者にペナルティがつくわけではありません。
ペナルティはキャンセル理由によって、運営が判断します。
発送前にキャンセル
取引画面のメッセージから、出品者側に事情を伝えてキャンセル申請をしてもらいます。
出品者は取引画面の下にある、キャンセル申請フォームをタップ。
キャンセル理由「購入者が間違えて購入した」を選択し、詳細を入力。
購入者には、キャンセル理由の詳細と同意が送られてきます。
同意すればキャンセル成立です。
なお、発送期限を超えても商品が発送されなければ、購入者側の取引画面にもキャンセル申請フォームが出ます。
出品者がキャンセルに応じない場合
もし発送前で、出品者がキャンセルに応じてくれない場合、お問い合わせフォームから運営にキャンセル申請できます。
「マイページ」→「お問い合わせ」→「お問い合わせ項目を選ぶ」→「取引中の商品について」→「購入した商品」で、キャンセルしたい取引を選びます。
「その他」を選択。
「お問い合わせをする」を選択。
キャンセルしたい理由の詳細を書いて、「送信する」をタップ。
運営がキャンセルが妥当と判断されれば、キャンセルされます。
ただし、メルカリで購入した商品のキャンセルは、原則禁止です。
操作ミスであろうと、出品者に非がなく、キャンセル合意を得られなければ、購入者が責任を持って購入するのが筋でしょう。
発送後にキャンセル
商品発送後は、購入者側の取引画面にキャンセル申請フォームが出ます。
商品発送後に取引キャンセルする場合、届いた商品を返却後に、キャンセル手続きを取らなければなりません。
まず、取引画面からメッセージを送り、商品返却の方法を相談します。
返品するのに、メルカリ便および匿名配送は使えません。
送料は、通常、非がある側が負担します。
出品者に商品が届いたら、キャンセル申請フォームから手続きすればいいです。
キャンセル申請の際、ちょっとビビるような文言がでますが、非がなければ大丈夫です。
申請理由が正当であれば、ペナルティはありませんので。
キャンセルした商品代金の返却
購入代金は、キャンセル成立後に購入者へ返却されます。
戻し方は、支払い方法によって異なります。
メルペイ残高払い
キャンセル成立後、即時、メルペイ残高へ戻ります。
メルカリのポイント払い
ポイントで払った分は、即時、ポイントで戻ります。
コンビニ/ATM払い
支払い手数料100円を含む金額が、メルカリの売上金に戻ります。
クレジットカード払い
キャンセル成立と同時に、カード会社へ決済取り消し処理が行われます。
タイミングによって、引き落とし無しか、翌月以降にカード会社から返金されます。
携帯キャリア払い
携帯会社から返却される場合と、メルカリから売上金で返却される場合があります。
状況によって違いますので、「事務局キャンセルとなりました」の通知を確認するのがよいでしょう。
キャンセル成立と同時に、決済取り消し処理がされます。
タイミングによって、携帯会社から引き落とし無しで処理されるか、後日返却されるか、売上金で返却されます。
dポイントで支払った場合は、dポイントで返ってきますが、期限切れポイントは残念ながら返却されません。失効してしまいます。