私自身は1日8時間以上、がっつり寝ているのですが、短眠には憧れますね。
ナポレオンは3時間睡眠だったといいますし、短眠でも健康的で活発でいられるなら、そっちの方が使える時間が増えていいと思います。
二十歳の頃から、短眠の本に刺激されては、何度チャレンジしたことか。
そして挫折をしたことか…。
30代になった今でも、新たな短眠の本を買っては、挑戦してみたりしてます。
で、また新しい短眠のノウハウ本を買って試してみているわけです。
「誰でも簡単に疲れない体が手に入る濃縮睡眠メソッド」が今までの短眠本と違うのは、目指すところです。
ショート・スリーパーになることを目指すのではなく、睡眠の質をアップさせることを目指します。
その結果、ショート・スリーパーになることもあるという。
短眠になれるっていうのは、睡眠の質を改善した結果の副産物的扱いの心構えです。
濃縮睡眠を実践したクライアントのみなさんは、たしかに睡眠時間が短くなっています。
しかし、それはあくまでも睡眠の質が向上した結果です。
(引用:46ページより)
「濃縮睡眠メソッド」概要
「浅い眠り」で何時間眠っても、疲れはとれません。
睡眠は時間より質です!をモットーに、誰でも睡眠の質を上げる方法を、3つの要素を元に解説しています。
1|脳疲労を取り除くこと
2|血液の循環をよくすること
3|睡眠環境を整えること
(引用:49ページより)
抽象的でもなく、理論や専門知識を学ぶためでもない。
とても具体的で実践しやすい内容なので、とりあえずやってみる派の人におすすめです。
- いくら寝ても疲れがとれない
- とにかく寝つきが悪い
- スマホやPC画面を見る時間が多い
「濃縮睡眠メソッド」感想と実践したこと
濃縮睡眠メソッドは、とにかく具体的。
蒸しタオルで目を温める、スクワットを毎日する、寝室を掃除するといった感じ。
今日からできる方法が、ほとんどです。
〇〇という理由で入眠できてないから、△△してください。というスタイルで、試しやすいところから始められるのがいいですね。
まずは脳疲労を除去しよう!
目は「露出した脳」と言われるくらい、脳とつながりの強い器官です。
視神経から眼球までは、脳の一部と言ってもいいくらいなのです。
(引用:65ページより)
スマホ・PC・夜でも明るい世界、現代人はとにかく脳が疲れています。
これは誰もが実感あるところでしょう。
私も少しでも軽減しようと、ブルーライトカットメガネ買いましたもん。
寝れば脳も回復するかと思ったら、そうでもないようです。
脳が疲れている状態とは、交感神経が優位になっている、いわゆる緊張状態。
リラックスしているときは、副交感神経が優位になっているってのは、もう有名ですよね。
緊張状態で寝ても浅い眠りばかりで、疲れがとれないまま。
深く眠るためには、先に脳疲労を回復させる必要があるんですね。
脳疲労を回復するには、目を温めるとか、頭皮マッサージとか。
自分で今すぐできる方法が、本書でいろいろ紹介されています。
私は今日のPC作業が終わったら、蒸しタオル療法をするようにしました。
蒸しタオル用意するのが面倒ですが、やると寝つきが良くなった気がします。
血流改善には運動が最強
猫背は、寝つきにくい体、眠りが浅くなりやすい体の原因になっているのです。
(引用:113ページより)
まずは、毎日筋肉を使う習慣をつけること。
これが、眠れる体をつくるための近道です。
(引用:157ページより)
脳科学の世界でも、運動習慣は脳に良いという結果が出てますしね。
運動習慣の獲得は生活の質を上げるのに、避けては通れない道のようです。
といっても、血流改善が目的ですから。筋トレとかハードな運動は必要ありません。
肩回しとかストレッチとか、6回のスクワットとか。
最初はハードルをさげまくって、毎日運動する習慣をつけることが大事です。
継続は安眠なりです。
良い眠りは、良い目覚めから
よく眠れるかどうかは、じつは朝起きたときにある程度決まっています。
毎日決まった時間に起きるとともに、脳と体をしっかりと覚醒させることで、日中の行動が変わるのはもちろん、夜はスムーズに睡眠に入りやすくなります。
(引用:178ページより)
睡眠改善のために、起き方も改善していくと効果的ってことですね。
寝起きすぐのコーヒーやめたら、割といい感じに朝起きられています。
まとめ
- 睡眠は時間より質
- 先に脳疲労を取り除く
- 運動習慣で血流改善
- 寝室の環境を整える
- 睡眠の質が良くなれば、短時間睡眠でも平気になる…こともある
著者の松本美栄さんは、休日12時間以上の寝溜め生活から、毎日3時間睡眠のショート・スリーパーに転身できた方だそうです。
美容業界で働いており、多忙すぎても疲れた顔で接客できないし…と無理した結果、体調を崩してしまったという経過から、睡眠改善に乗りだしたそうです。
私もなんども短眠チャレンジしましたが、体調崩した経験はないです。
体調崩す前に仕事やめちゃうんで。
今はなんとなく短眠になりたいというか、朝起きるの辛いんで、本書のノウハウを実践してみてます。
まだ、朝起きるのは辛いですね。今寒いし。
寝つきは割といい気がしますので、しばらく続けてみるつもりです。
最後に、朝起きれない私へ戒めのような言葉があったので、載せておきます。
「今起きても、この先起きても眠いのは一緒だ」
(引用:229ページより)
この言葉を心に刻んで、二度寝はしないように気をつけてます。
まあ、本書読んでからも、1回二度寝しちゃいましたけど。
休みと思うとつい気が緩んで…朝に予定入れるとか、対策を講じなくては。