【ラクマ】購入申請とは?「あり」に設定するメリットとデメリット

フリマアプリの中でも、ラクマ独自のシステムが「購入申請」

購入申請を設定していると、出品者が誰に売るかを選ぶことができます。

悪い評価がついている人への販売をかんたんに断れるメリットがありますが、売買手順が増えるため面倒くさいと感じられる面もあります。

購入申請は、「なし」のほうが売れやすいと、私は考えていますが。

この記事では、ラクマだけのシステム・購入申請について説明しています。

目次

「購入申請」の仕組み

ラクマの独自機能である「購入申請」。

購入者が商品を買う時に、「買いたいです」と出品者に伺うことを強制する仕組みです。

 

購入申請の有無は、出品時に出品者が設定できます。

購入申請「あり」に設定されると、商品画面の写真右下に何も表示されません。

「なし」に設定している場合のみ、商品画面右下に「すぐに購入可」と表示されます。

 

購入申請「あり」の場合、購入すると「商品の購入申請」画面に移動します。

ここで購入申請をし、承認されれば代金を支払うことになります。

購入申請をした段階では、まだ商品は売り切れにならず、表示されたままです。

ですので、他のユーザーも購入申請できる状態です。

出品者は購入希望者が複数の場合、誰に売るかを選べることになります。

 

出品者は購入申請を受けたら、翌日の23時59分までに承認するかしないかを決めます。

承認しないままタイムリミットを迎えると、購入申請は自動でリセットされます。

つまり、購入がキャンセルされるわけです。

 

出品者が承認するには、商品ページから購入者を選び、選択します。

購入希望者の評価も見られるので、チェックして売ってもいいかどうか決めます。

売りたくないなと思ったら、承認せず自動キャンセルになるのを待ちます。

出典:ラクマ公式ガイド

 

購入申請「あり」のメリット

メルカリだと最初に購入ボタンを押した人が購入できる、早い者勝ちシステムです。

その為、交渉中や○○様専用などの表示をしても他の方に買われてしまう、いわゆる横取りが起きることがあります。

横取りを防ぐことができるのが、ラクマ「購入申請」のメリットですね。

また悪い評価が多かったり、言動があやしかったりするユーザーに売らないという選択肢を取れるメリットもあります。

購入申請が承認されなくても、誰も買わずに出品されているうちは、同じユーザーが再度購入申請することができます。

買ってほしくないユーザーを見つけたら、すみやかにブロックがおすすめです。

 

もう一つ、購入申請「あり」にすると都合のいい時があります。

それは複数のサイトで、同時に出品している時。

ラクマで購入申請「あり」にしておけば、他サイトと両方で売れてしまった場合、ラクマの方の取引をキャンセルすることができます。

「他サイトにも出品しているため、消すことがあります」

メルカリなどで、こういうのが書かれている商品を、見たことはないでしょうか?

たまにですが、メルカリやヤフオクとラクマを併用して、同じものを同時に出品しているユーザーがいます。

他サイトとの二重出品は、ラクマでは禁止行為とされていないようです。

複数サイトへ同一商品の同時出品は、メルカリでは禁止行為にあたる場合もあります。

同じ商品を他社のサービスやその他の方法によって二重に出品することにより、お客さま間でトラブルを引き起こすと思われるもの

(引用:メルカリガイド 禁止されている行為)

メルカリでの二重出品は、トラブルを引き起こさない=メルカリで売れたら確実に取引可能であれば問題なしということですね。

とはいえ同時に複数サイトへの出品は、おすすめしません。

同時に売れてしまった時のリスクを抱えるよりも、ラクマで出してみて、反応が悪いようだったらメルカリへ、と安全確実な出品の方が、心にも余裕があって楽かと思います。

 

購入申請「あり」のデメリット

購入申請を「あり」にすると、デメリットもあります。

基本的に購入申請はなしの方が、売れやすいです。

購入申請して、承認を待って、支払いをして、と段階を踏むと時間がかかります。

特に期限の近いポイントを消費したくて買っている場合、購入申請のない、すぐ買えるものを優先しますから。

 

あと単純に、購入申請がめんどいなと思う人もいます。私のように。

承認を待ってまで欲しいかと言われると、そうでもないことの方が多いので。

買いたい理由が弱いお客さんに、買わない理由を与えてしまうというデメリットがありますね。

 

まとめ

  • 購入申請は、ラクマだけの独自機能
  • 購入申請は、出品者が購入希望者に売るかどうか決めることができる
  • 購入申請「あり」にすると、悪い評価の人に売らずに済む
  • 購入申請「あり」は、横取り防止もできる
  • 購入申請「あり」だと他サイトへの同時出品も可能(リスクもあり)
  • 購入申請は「なし」の方が、売れやすい

私は基本的に、購入申請「なし」で出品しています。

良い評価が500以上に対し、ふつう評価が1の状態なので、そこまで神経質に悪質ユーザーを避ける必要性を感じないからです。

これが良い評価0の新規ユーザー状態で、数万円のバッグを売ろうって時なら購入申請「あり」にすると思います。

良い評価が全然ないのに悪い評価がついてしまうと、その後が大変なのが想像つくので。

トラブル防止対策も、できる限りやってます。

あわせて読みたい
ネット通販クーリングオフは不可!フリマアプリ・オークション返品トラブルを回避せよ!
ネット通販クーリングオフは不可!フリマアプリ・オークション返品トラブルを回避せよ!オークション、フリマアプリ、ネットショップなど、個人から企業まで通信販売を手軽にできる時代になりました。一方、対面販売ではなく商品を手に取って確かめられない...

ラクマ出品のコツもまとめましたので、よかったら読んでみてください。

あわせて読みたい
フリマアプリ出品で高く売る7つのコツ!売れないときに試すべきこと
フリマアプリ出品で高く売る7つのコツ!売れないときに試すべきこと私は日常的にメルカリ・ラクマを使っています。出品だけで500回以上は売ったかと思いますが、売るためのポイントは次の7つしかないなと思いました。商品写真価格設定出...
目次
閉じる